リーダーのための兵法書
『自分は何を成すために生まれてきたのか?』
この本を読んで最初に考えたことです。
「キングダム 最強のチームと自分を作る(著)伊藤羊一」
私はサラリーマンと専業主婦の父母の3姉弟の長男として川崎で産まれ、何回かの転校を経て、青春時代を埼玉県で過ごしました。
社会人になってからは数回の転職を経て、未知のIT業界に飛び込み、プログラマ、システムエンジニア、プロジェクトマネージャを経験し2005年に仲間とソフトウェア開発の会社を設立しました。
この会社の代表取締役を12年務め、この経験を持って、現在の「社会的課題解決を図る非営利団体・社会的企業を支援する」ITコンサルティング会社を設立しました。
なお、途中、2001年より小中高生向けのキャリア教育支援団体を設立し、2006年にNPO法人化して現在も活動中です。2015年には公共セクターからのアプローチで社会をより良くしたく、市議会議員選挙にも出馬しました。落選しましたが…
あなたは何を成すために生まれてきたのでしょうか?
これからの人生は、今までの人生の延長線上にしかありません。どんな経験も決して無駄ではありません。曲がりくねった遠回りな道に見えても、必ずゴールに向かっています。そして、最も重要なことは、まず最初の1歩を踏み出すこと。
本書は次世代を担う若者にこそ読んで欲しい一冊です。ビジネスパーソンだけでなく、ソーシャルセクターで活動する若者にも読んで欲しい。あなたの人生に、あなたが勝利するための、最高の兵法書です。
本書で私が一番心に残ったのは、「恩恵は全て次の者へ」(P36)の箇所。この歳になって思うのは、私は自分の人生の成果を次世代に引き継ぐために生まれてきたと思ってます。娘には私が経験した全てを話しておきたい。
株式会社スモールツリーとして第一号のブログ投稿が、本書の読了感想であったことを幸せに思います。