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受験効果
本日は准認定ファンドレイザー試験を受験しました。
(手応えは聞かないでください…汗)
私が16年関わる小中高生向けのキャリア教育支援NPO法人では、児童生徒が「会社」と「社会」を知るきっかけ作りのお手伝いをしています。主事業である「企業への訪問学習」においては、生徒を5〜6人の班に分け、それぞれ別々の企業に訪問学習を行なっています。
企業の方には「仕事とは」「会社とは」「社会とは」・・・、それぞれの企業文化に基づいたお話をして頂きます。訪問前後では生徒たちの顔つきが全く違うので、子どもならではの刺激を受けてるのだと思います。学校に戻ったらそれぞれ学習した内容をシェアするのですが、1クラスでも5〜6社を訪問してますので、訪問先毎の企業文化の違いを感じ、また新たな発見があるようです。
この活動をもう16年行なっており、年間で50校超の支援をしています。生徒受け入れにご協力頂いている企業数は約1,000社にのぼります。これらの活動は、助成金や寄付に依存しない事業として行なってきたので、本日の試験で問われた「寄付」「会員制度設計」「助成金」について、経験則としてうまく回答できたか解りません…
ただ、我々のこの事業モデルは理事長が中心となって組み立ててきたので、もし万が一、理事長が団体を離れる自体になった場合、これまで同様の持続的な成長ができるかは不透明です。組織が持続的な成長をするためには、ビジョン・ミッションと、それに向かいアクションを起こすための具体的なフレームワーク(制度・スキーム)を明確にしておく必要があります。仕事を属人化しないということです。
その意味においては、事業収益だけでNPO運営をするのではなく、会費・寄付・助成金等、マルチチャネルの資金調達手段を用意しておくことは、団体の存続にとって必要要件なのかもしれませんね。今回の試験結果がどのようになるかは解りませんが、受験を通して、新たな考えが芽生えたことはとても貴重な機会となりました。
落ちてても、ちゃんとご報告致しますね(笑)