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人類の可能性

孫正義「革命は力を持たない人々が成せるもの」10兆円ファンドで“情報革命のジェントレ”を目指す

孫さんの講演パート2です。もう文章を読んでるだけで、孫さんが会場でスピーチしている姿を容易に想像できますし、自分も革命の同志として名乗りを上げたい気分になります。人類は文字でのコミュニケーションを開発し、印刷技術の発明により、温故知新ができるようになりました。人類が地球上でこれだけ繁栄したのは、文字コミュニケーションを開発したからです。動物はサイン止まりなので、繁栄に至りませんでした。(と思っています)

人類が発明したプログラミング等情報技術も、突き詰めれば四則演算の延長でしかありません。条件分岐をし、繰り返し、実行しているだけです。アウトプットのためにどんな命令を下すかをプログラマー(人間)が行なっていたのですが、AIが当たり前になった世界では、その命令すら必要ありません。プログラムがビッグデータから最適解を探して、自己増殖(自己判断)を行うようになります。

これは人類にとって望ましくない世界でしょうか?

人間は立場によって、振る舞いが変わります。それは良い意味でも悪い意味でも、欲望があるからです。もっと快適な暮らし、もっと良い社会、もっと幸せになりたい・・・。この果てしない欲があるからAI技術も生まれたわけですが、コンピューターは、果たして欲望を持つでしょうか?人類に代わって地球上の覇者になりたいと思うでしょうか?

残念ながら私には判りかねますが、もし、AIが人類を凌駕し、人類を配下に置くような事態になったら・・・、たぶんそれは人類の振る舞いのビッックデータから『地球の存亡のためには、愚かな人類は不必要』とAIが判断したからかなと想像します。我々が今後取り組むべきことは、AIの進化を恐れるのではなく、「地球」にとって人類がいかに有意義な存在かを示し続けることだと思います。

そして、今の私がすべきことは、家族や友人、私の周りにいる共存する人達と、お互い心地よい人生を送ることに注力することかなと思います。人類がそれぞれの隣人を愛している限り、AIに支配されることはないんじゃないでしょうか。たぶん。